1月
22
2011
SalesforceのデータにアクセスするためのPHP5ライブラリ「sRecord」の使い方(6)
投稿者: miztaka, カテゴリ: PHP, Salesforce, sRecord, tags: force.com, php, salesforce, srecord概要
sRecordは seasar2の S2JDBC, それをまねて作った拙作teeple2のActiveRecordと似たような使い方でSalesforceのデータを取り扱うことができるPHP5ライブラリです。google codeにオープンソースとして公開していますので是非ご利用ください。
http://code.google.com/p/srecord4p/
今日はupsertについて説明します。
指定したカラムの値が同じレコードが存在したらUPDATE,存在しなければINSERTを行なう機能です。
使い方
upsert()メソッドの第一引数に`外部ID`となるカラム名をセットします。指定したカラム名でUPDATE or INSERTを判断します。
下記の例では JyugyoinBango__c の値が 123456 でupsertを行ないます。
$extid = '123456'; $j = new Sobject_Jyugyoin__c(); $j->Name = "Test Member"; $j->JyugyoinBango__c = $extid; $j->Age__c = 30; $result = $j->upsert('JyugyoinBango__c');
戻り値はBooleanです。成功した場合はエンティティのIdに値がセットされます。
エラーとなった場合は getErrors()メソッドでerrorオブジェクト(エラーに関する情報)を取得できます。