概要

ServersMan@Disk は月額210円@10G(追加は105円@10G)という低価格に加えてLinuxサーバーにもマウントできるという面白い機能が用意されています。
ちょうどさくらのVPSの容量が少なくなってきたのでバックアップ領域としてこれを活用できないかと思い試してみました。
rsyncでコピーしたときに接続が切れてマウントできなくなるなど不安定な面もあるようですが、素晴らしいサービス設計だと思います。

インストールと設定

どうやらServersMan@DiskはWebDAVのようで、Linuxサーバーにはfuseを使ってマウントさせるようです。
まずfuseをインストールしておきます。

# yum install fuse fuse-devel

次にServersMan@DiskのLinuxクライアント(rpm)をダウンロードしてインストール。

# wget http://serversman.com/win/bin/smdisk-1.0-005.x86_64.centos.tar.gz

# rpm -ivh smdisk-1.0-005.x86_64.rpm
準備中...                ########################################### [100%]
   1:smdisk                 ########################################### [100%]

fstabにマウントの設定を追記します。

/usr/sbin/smdisk#https://webdav.disk.serversman.net/cldstg/webdav/ /mnt/smdisk fuse allow_other,umask=0000,username=xxxx@xxxx,password=xxxxxxxx,ope_src=xxxxxxx 0 0

mountコマンドでマウントさせてみます。

# mount /mnt/smdisk

# df -h
Filesystem          サイズ  使用  残り 使用% マウント位置
/dev/hda2              18G   13G  3.8G  78% /
/dev/hda1              99M   12M   82M  13% /boot
tmpfs                 250M     0  250M   0% /dev/shm
wdfs (https://webdav.disk.serversman.net/cldstg/webdav/)
                       10G     0   10G   0% /mnt/smdisk

素晴らしい!あとは普通のファイルシステムとして使えそうです。
ファイルを作成してみたところ、ユーザ、グループはroot,root、パーミッションは777で作成されました。

コメントは受け付けていません。