Unix/Linux系サーバーでどのディレクトリ配下が容量を食っているかを調べるには。
例えば /var 配下のディレクトリを調べたい場合、

# du -ks *

とすればOK。各ディレクトリごとの容量(kbyte単位)が確認できる。

Comments [tips] Linuxで容量を食ってるディレクトリを調べる はコメントを受け付けていません


ThinkPadをX61からX201iに換えて高解像度になりました。当初は文字の小ささについていけず非常に目が疲れました。そこで目にやさしいディスプレイ環境を実現するためにやったことをまとめてみます。

dpiの設定を大きくする

自分にとってはこれが一番効いた。dpiを115%(110dpi)にすることでちょうどよくなった気がした。
dpiの設定は、コンバネ->画面->設定タブ->全般 から。カスタマイズ設定で任意の%にすることができる。

フォントをメイリオにかえる

メイリオフォントを入れてClearTypeの設定をONにすればだいぶきれいなフォントになります。Firefoxの標準フォントもこれに変更。
403 Forbidden

ディスプレイドライバでの調整

目が疲れない液晶モニターの設定を教えてください。「色温度」は… – 人力検索はてな
http://www.dorari.jp/iroiro/gamen/
このあたりを参考にしながら自分に適した値を試行錯誤。自分は

  • 明るさ:できるだけ下げる
  • コントラスト:少し下げる

ぐらいしか結局いじりませんでした。あまり弄ってもきりが無いし訳わかんなくなってしまうので。。

Comments [tips] 目にやさしいディスプレイの設定 はコメントを受け付けていません


約2年半ぐらいお世話になったThinkpadX61. なにしろこいつひとつで仕事もプライベートもやってるわけですから酷使の毎日。もともと発熱に何があるX61に7200rpmのHDDをつけてしまったのが災いしたのかとにかく熱い。濃い色の机の上で使っているとたまに発熱でサスペンドしてしまう。そろそろ替え時と判断しThinkPad3代目となるX201iを購入しました。替えてから2ヶ月ぐらい使ってますが非常に快適になりました。次回の乗り換えのために手順をまとめておきます。

HDD換装、メモリ増強

デフォルトではWindows7がインストールされているのでそのディスクはそのままとっておいて新しく買ったHDDにWindowsXPをインストールします。HDDはSSDのキャッシュが4Gついているという *ハイブリッド*HDD Seagate Momentus XTにチャレンジしてみました。よく使うOSイメージやアプリがSSDのキャッシュに載るので高速起動するというねらい。実際OSの起動は1分ほど速くなっている気がします。Eclipseとか重たいアプリの起動もだいぶはやくなったような。。ThinkpadはHDDの換装やメモリの増強はとっても簡単。そこもお気に入りポイントの一つです。

WindowsXPインストール

普通にCDからインストール。毎度はまるのがS-ATAの設定。BIOSでS-ATAの設定をCompatibilityにしておかないとインストール時にブルースクリーンになります。
その後はLANドライバを入れてWindowsUpdate。ドライバ類は
IBM notice: The page you requested cannot be displayed
このへんにあります。

ドライバ類のインストール

上記リンクから必要そうなものをインストールします。BIOSのS-ATA設定をAHCIに戻します。
これで大体プリインストールと同等の状態になりました。

Windowsのチューニング

http://speedup-xp.com/
こちらを参考にレジストリの値などを調整。

アプリとかのインストール

ここからは完全に個人の好みでしょうが自分がいつも入れているソフトとかをインストールします。

  • xkeymacks

キーボードをEmacsバインディングにします。ついでにCapsLockとCtrlの入れ替えも設定します。
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/041axkbd/axkbd.html

  • lhmeltとアーカイバのインストール

http://www.madobe.net/archiver/index.html

  • cygwinのインストール

今回はパッケージ管理ツールのcygaptも導入してみたかったが現時点でうまくインストールできず。今後の課題。
http://code.google.com/p/maphew/wiki/CygApt
http://cyg-apt.googlecode.com/files/cyg-apt-1.0.7-1.tar.bz2

  • cygtermのインストール

cygwinのコンソールは使いづらいのでPuTTY等のターミナルソフトからcygwinを使えるようにするためのもの。
http://d.hatena.ne.jp/lizy/20090427/cygterm

まとめと課題

X61からX201iに乗り換えて当然CPUも早くなってることもあるでしょうがHDDをMomentus XTにしたことも効いているのかかなり快適な環境になりました。OSの起動も1分近く早くなった感じがしますしEclipseもそれほどストレス無く起動します。
ただ、いくつか課題も残っているので最後にあげておきます。

  • キーボードについているボリュームボタンが機能しない。

何度かドライバをインストールしなおしたりしたけどだめ。。これは結構不便。

  • 画面のホワイトバランスがときどきおかしくなる気がする。

長時間使っていなくて画面の電源が切れてる状態から復帰したときなど極端に白っぽくなる(明るさが増す?)気がします。ディスプレイのドライバの問題なのでしょうか。。

これでThinkPadは3代目。次はMacかな。。

Comments ThinkPad X61からX201iへの乗り換え記録 はコメントを受け付けていません


PHPの中間コードキャッシュAPCを導入した環境にEC-CUBE2.4.4をインストールして動かそうとしましたが、

PHP Fatal error:  Class 'SC_DB_DBFactory_MYSQL_Ex' not found

というエラーが出て管理画面にログインできません。いろいろ調べた結果APCの問題であることが判明。
APCをOFFにしたら無事に動くようになりました。要注意です。

環境:

  • PHP 5.2.14
  • APC 3.0.9
  • EC-CUBE 2.4.4

参考

Just a moment…

Comments [tips]PHPの中間コードキャッシュAPCとEC-CUBEの組み合わせは要注意 はコメントを受け付けていません


概要

CentOS5はyumでPHPをインストールすると標準では5.1.6が入ります。WordPressで使いたいプラグインが5.2以上を要求していたので、yumでPHP5.2を入れる方法を探してみました。
ついでにPHPの中間コードキャッシュ「APC」を導入してサイトの速度向上を計ってみました。

環境:

  • ServersMan@VPS のEntryプラン
  • CentOS 5.4

PHP5.2のインストール

まず古いPHPを削除します。私の環境では以下のものを削除しました。(/var/log/yum.log で後日確認)

php
php-mbstring
php-pdo
php-common
php-cli
php-mysql
gnupg
curl

次に取得先のGPG-KEYをインポートします。

rpm --import http://www.jasonlitka.com/media/RPM-GPG-KEY-jlitka

リポジトリの設定をします。

$ vi /etc/yum.repos.d/utterramblings.repo
(以下の内容を入力)
[utterramblings]
name=Jason's Utter Ramblings Repo
baseurl=http://www.jasonlitka.com/media/EL$releasever/$basearch/
enabled=1
gpgcheck=1
gpgkey=http://www.jasonlitka.com/media/RPM-GPG-KEY-jlitka

後は普通にyumで必要なパッケージをインストールします。

$ yum install php php-mbstring php-pdo php-pdo-mysql ...

インストールが終わったら、yum update でこのリポジトリが使われないように enabled=1のところを enabled=0に書き換えておきます。

apcのインストール

上記で追加した「Jason’s Utter Ramblings Repo」には php-apcも用意されていたので、普通に

$ yum install php-apc

で完了でした。
標準の5.1.6にインストールするには peclを使う方法、他のリポジトリを追加してyumでインストール方法などが紹介されていました。(下部の参考リンクを参照。)

ベンチマーク

Apacheを再起動してベンチマークしてみます。

APCなしの場合

Concurrency Level:      5
Time taken for tests:   103.595070 seconds
Complete requests:      50
Failed requests:        0
Write errors:           0
Total transferred:      1881150 bytes
HTML transferred:       1869950 bytes
Requests per second:    0.48 [#/sec] (mean)
Time per request:       10359.507 [ms] (mean)
Time per request:       2071.901 [ms] (mean, across all concurrent requests)
Transfer rate:          17.73 [Kbytes/sec] received

Connection Times (ms)
              min  mean[+/-sd] median   max
Connect:        0    2   8.8      0      32
Processing:  1749 10192 22227.7   4236  103562
Waiting:     1198 8469 21650.1   2593  102240
Total:       1749 10194 22232.4   4236  103594

APCあり(shm 32M)の場合

Concurrency Level:      5
Time taken for tests:   66.140733 seconds
Complete requests:      50
Failed requests:        0
Write errors:           0
Total transferred:      1881150 bytes
HTML transferred:       1869950 bytes
Requests per second:    0.76 [#/sec] (mean)
Time per request:       6614.073 [ms] (mean)
Time per request:       1322.815 [ms] (mean, across all concurrent requests)
Transfer rate:          27.77 [Kbytes/sec] received

Connection Times (ms)
              min  mean[+/-sd] median   max
Connect:        0    0   1.1      0       6
Processing:  3831 6405 1900.1   6155   13822
Waiting:     1797 3599 1741.1   3355   10780
Total:       3831 6405 1899.9   6155   13822

およそ40%ほどスピードアップしているようです。
ちなみに /etc/php.d/apc.ini にapc関連の設定があって共有メモリのサイズ(apc.shm_size)を128に増やしてベンチマークしてみましたが特に有意差はありませんでした。
キャッシュされるソースコードの量が増えてくるとこのパラメータが効いてくるようです。

参考

以下のサイトを参考にさせていただきました。ありがとうございます。

Comments CentOSのPHPを5.2にする。ついでにAPCも入れてみました。 はコメントを受け付けていません